すきやきの美味しい食べ方を伝授

すき焼き
すきやきというのは、何故か甘くするのが定番となっています。これは、その他のステーキや焼肉とは異質の味付けともいえるでしょうね。おまけに市販の割り下もかなり甘いので、やはりすきやきは甘くして食べるのが王道のようですね。ここでは、そんなすきやきの美味しい食べ方について詳しくご紹介いたします。

秘伝の割り下スープの作り方

すきやきの名店 秘伝の割り下

まずは醤油だけを鍋に入れて中火で温めます。この時、醤油を沸騰させないのがポイントです。沸騰させると香りが飛んでしまうからです。また白いアクが出て来たら取り除かないといけません。そして、この醤油とは別の鍋で、みりん・砂糖・酒を入れて中火にかけます。
しっかりと煮立ててアルコール分を飛ばしておきます。アルコール臭さが甘いみりんの香りに変化してきたら、別の鍋で温めている醤油を加えます。それを煮立てた後、一晩から二晩冷蔵庫で寝かせれば完成です。冷蔵庫で寝かせると、とろみのある割り下となります。

高級料亭並みの美味しい割り下

高級料亭並みの美味しい割り下を作る一番のコツは、醤油・みりん・砂糖・水の割合で決まってしまうという点です。
とりわけ高級料亭ともなると、こうした調味料の比率に対しては独自の比率というものがあります。いわば秘伝の比率のようなものです。
そこで、ある高級料亭の2人前の割り下の比率をご紹介します。
それは、醤油200?・みりん150?・砂糖100?・水50?という比率です。さらに味わい深くするための隠し味として、酒50gと昆布1枚を加えると極上の秘伝の割り下の完成です。

美味しいすきやきを作る手順

お肉を最初に焼くのがポイント

すきやきのポイントで重要なのは、お肉を最初に焼くことです。汁を入れてからお肉を焼くというのは、すきやきではなくてすき鍋になります。
もちろん地域によっても違いますが、すきやきに関しては関東風も関西風もそうします。
具体的な手順ですが、まずは牛脂で鍋全体に脂を引きます。その後、お肉を焼きます。
焼き色が付いた時点で割り下の砂糖や醤油を入れます。さらに白菜やネギを入れます。そして残りの具を全部入れます。最後は、味を整えます。
甘過ぎれば醤油、辛ければ砂糖、味が濃ければ日本酒や昆布だしを入れます。

お肉の次に白ネギに焼き色を付ける

すきやきは醤油・砂糖・みりんの分量が難しいので、苦手な人は市販の割り下を使うと美味しいすきやきが手軽にできます。
また、すきやきの手順として大切なのは、野菜よりもお肉を真っ先に焼くという点です。その後、白菜など水分の出やすい野菜を早めに入れておくことも大切です。何故なら、野菜から出る水分を見越した味付けをしないといけないからです。
それからすきやきには、関東風と関西風があります。大きな違いは、割り下で最初に味付けを決めてしまうのが関東風で、野菜の種類や量に応じて随時味付けを調整するのが関西風です。いずれにしてもすきやきは、割り下の味付けでほとんど決まります。ただし料理のテクニックがなくても、割り下さえ気を付ければ美味しくなります。

筆者おすすめ!米沢牛のすきやき

米沢牛を産する山形県置賜地域のすきやき

米沢牛といえば、神戸牛・松阪牛に次ぐ高級ブランド牛肉です。米沢牛はすきやきにしか向かないということは決してありません。
ただし、米沢牛を産する山形県置賜地域では、お肉を入れるタイミングが通常のすきやきとはちょっと違うのです。
通常のすきやきの場合には、牛脂で脂を敷いた後真っ先にお肉を焼きます。ところが山形県置賜地域では、野菜を入れた後で最後にお肉を野菜の上にかぶせるのです。
要するに、お肉に味付けをする工程がないということになります。しかもお肉を食べる際には、しゃぶしゃぶのように割り下にくぐらせながら食べるのです。
これは、最初にお肉を熱してしまうと、霜降り状態の脂が全部抜けてしまうからだといいます。
地域によってさまざまな食べ方があるのですね。
最近筆者が見つけた極上の米沢牛は、口溶けが本当になめらかで、いままで食べたすきやきのなかで一番美味しかったですね。

日本料理を代表するすきやき

世界的に有名になった日本料理といえば、にぎり寿司とすきやきです。とりわけすきやきに関しては、そんなに歴史が古いという料理でもありません。鎖国が終わった明治時代の初期に流行した洋食の牛鍋がルーツだといいます。
そして、高級ブランド牛・米沢牛をすきやきで食べる際には、霜降り状態の脂を熱で飛ばしてしまわないようにすることが大切です。
それはすでに上述しましたが、鍋に野菜を入れた後最後にお肉を入れるという食べ方です。
三大黒毛和牛に相当する良質な米沢牛を美味しく食べるための工夫でもあります。

まとめ

今回ご紹介したようなすきやきの美味しいレシピを参考にしながら、舌をうならせるようなすきやきに挑戦してみてはいかがでしょうか…!